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特殊な貧血の人が日常生活で注意すること

白血球や血小板の減少で起こること


 特殊な貧血としては再生不良性貧血や骨髄異形成症候群、白血病などがあります。これらの貧血は骨髄での血液の造る働きが低下する事によって起こるものなので、鉄欠乏性貧血のように赤血球の減少だけでなく、白血球や血小板も減少します。

 赤血球が減少することで貧血が起こり、白血球が減少することで感染しやすい状態に、血小板が減少することで出血しやすい状態になります。そのためこのような特殊な貧血の際には、一般的な貧血の注意点に加えて感染や出血に対しても注意する必要があります。(ただし、病気の種類や時期、治療の影響などにより程度は異なります)

免疫力が低下!感染を予防する


 白血球は細菌やウイルスから体を守る免疫機能の中心的な役割を果たしています。そのため白血球が減少すると免疫機能が低下し、健康な人には何ら問題のない細菌でさえ重い感染症を引き起こす事があります。

 感染は全身に起こる可能性があり、感染すると発熱や咳、たん、喉の痛み、下痢、肛門の痛み、排尿時の痛み、尿のにごりなどの症状が起こる事があります。日常感染を予防するには以下のような注意点があります。

  • 起床時や毎食後、就寝前にうがいや歯磨きをするようにしましょう。
  • 外出後や食前、排便排尿後には手洗いをするようにしましょう。
  • 人ごみは避けるようにしましょう。
  • バランスのよい食事を摂りましょう。特に白血球が少ない時は、刺身や生野菜などの生ものを避け、加熱したものを食べるほうがよい場合もあります。
  • 入浴やシャワーにより体を清潔に保ちましょう。陰部や肛門は特に不潔になりやすいので注意が必要です。


血が止まりにくくなるので出血を予防する


 血小板は血管の傷を塞ぎ、出血を止める働きがあります。そのため血小板が減少すると、皮膚や粘膜などの柔らかい部分に出血斑ができたり、傷口からの出血が止まりにくくなります。よく起こる症状には、鼻出血や歯肉出血、皮下出血、月経時の出血量の増加などがあります。

 ちょっとした刺激でも出血しやすく、また止まりにくくなるので、なるべく刺激を避けて出血を予防しましょう。出血を防ぐには以下のような注意点があります。

  • 鼻出血しないように鼻は強くかまないようにしましょう。
  • 歯ブラシは柔らかいものを使用し、歯茎を傷つけないようにしましょう。
  • 便秘をすると排便時に肛門を傷つける恐れがあるので、便秘をしないようにしましょう。
  • 転んだり、体を強くぶつけたりしないように気をつけましょう。
  • 衣類や靴下などは体を締め付けないゆったりとしたものを選びましょう。
  • 注射や採血後は5分以上しっかりと押さえ、出血が止まっている事を確認しましょう。
  • 全身の皮膚の状態や、尿・便の色や状態にも注意しましょう。

特殊な貧血の治療と予防


 治療による薬の服用は長期間に及ぶ事があります。症状などから自分の判断で服用をやめたり量を調節したりせず、担当医に相談するようにしましょう。また自覚症状がなくても、病状の悪化防止や状態の確認のために定期的に受診するようにしましょう。




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